牡蠣

ほたてに付着して牡蠣は育ってます

ホタテの殻に付着して大きく育った牡蠣を見たことがありますか?こんな感じです。


所狭しと大きく育っています。ほたての殻が見えないほど付着した牡蠣が育っています。
貝類は、外敵に対する防衛手段をもっています。アサリは砂の中に潜って自分の身を守り、ホタテは泳いで移動します。おもしろいですね。かきの場合は、ホタテの殻に付着した後は、その場所を一生離れません。外敵が近づいてきたら、固く殻を閉ざすことで自分の身を守ります。辛抱人ですね。
実は、動かないことが、カキの豊富な栄養素の秘密です。貝類が運動することで消費してしまうはずの栄養素が、かきの場合は、じーっとしているので蓄積されているんです。今で言う省エネ!ですね。この生態が海のミルクといわれる理由なのです。もっとすごいことに、カキは海中からの栄養素を取り込んだ後に濃縮して溜め込むことができます。このように溜め込まれた栄養素の中に、亜鉛があります。牡蠣は、他の二枚貝と比べて10倍以上の量を溜め込んでいます。亜鉛は、新陳代謝を活発しますし、美肌!などの効果があります。牡蠣の絶大なるパワーには驚かされます。我が家では、健康と美肌のために毎日少しづつ食べています。冬は朝寒いので、朝ごはんに、味噌汁にすると良いだしが出て、体も温まります。元気よく一日をはじめられます。

味噌汁レシピ:鍋にお湯を沸かし、こんぶやいりこなどでだし汁を作ります。こんぶやいりこはだしをとった後は取り除く。再び沸騰したところに洗った牡蠣を入れます。少し火が通ったところで白菜をいれて火が通るまで煮ます。後はしょうゆで味を引き締め、いただきます!これは、お正月にお持ちを入れてお雑煮にして食べたりする、地元の料理です。普段にはお味噌とほんの少ししょうゆをたして味付けして食べています。お好みで調味料を調節して、味が薄いと感じる時はほんだしを少し入れるとよいです。牡蠣の濃いだしが出ているので美味しくいただけます。