身近な話

八幡神社 秋の祭礼

2010年9月18日・19日、江田島市内の江田島・大原・中町八幡神社において、豊穣や大漁を祈願してお祭りが行われております。この度は、中町の八幡神社を参拝しました。
この日には、昼夜と多くの参拝者が訪れます。神社周辺には、神社の名前の入ったのぼりが立てられています。のぼりを見つけた時は、胸がわくわくと高まり、子供も大人も祭りの日を、何日も前から、楽しみにしていることでしょう。

昔から続く奉納の舞では、巫女、お多福、獅子、堤婆(だいば)が情感あふれる演技を披露し、雅楽(がく)の音と、勢子(せこ)が演技を盛り上げます。地域住民が太鼓の打ち方を小学生の子供たちに教え、笛に合わせ練習を重ねます。住民が一体となり、伝統を守り続けているのです。幼いころの楽しかった祭りの思い出が、今も祭りに行くたびに、忘れていた何かとともに、思い起こされます。

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夜の8時、中町の八幡神社の境内では、雅楽(がく)による太鼓と笛と鈴の音が鳴り響いていました。太鼓の音は、真剣な表情で一生懸命に打つ姿を見ていると、とても心に響いてきました。色彩豊かな衣装を身にまとっています。
夜店が立ち並び、大人も子供も楽しんでいます。鳥居にほのかに光があたり静かにたっています。良い雰囲気ですね。
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夜店では、もちろんのこと金魚すくいをしました。子供が沢山の金魚をすくえるように、強い紙などもあり、楽しめます。金魚を追いかけるものの、上手に逃げてゆくので、追いかけすぎると破けてしまいました。皆、自分ですくった金魚に大満足の様子です。
輪投げやくじ引き、わたがし、きりぬきなどあり、楽しい夜になりました。