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牡蠣種の人工採苗

近年の地球温暖化や予期せぬ天候で牡蠣種の確保が難しくなりつつあります。牡蠣の幼生は親牡蠣が放卵したときが約0.1ミリ約二週間海を漂いながら成長し0.3ミリ程で殻からベロ👅みたいなものを出し親牡蠣のフェロモンを感じた所に付着します。よってこの二週間が重要になります。昨年は牡蠣種の採取が不調に終わりました。雨量、日照時間、高潮などあらゆる悪条件が重なったためでしょう。しかし誰にも原因は分かりません。そこで~人工採苗にチャレンジ!

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まずは水槽に親牡蠣と付着させるホタテの貝を入れ親牡蠣のフェロモンを付ける。

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そして業者から幼生を購入これで約四十万個(コストは高いが育てる手間が省ける)

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温度管理をした水槽にホタテを入れ付着させる。四十万個のうち付着するのは約半分。

無事に付着する事を祈ります。