牡蠣

海から牡蠣のお目見えです!

クレーンに固定した牡蠣のワイヤーを引き上げます。とても重いので、ゆっくりと。牡蠣が見えてきました。
引き上げたばかりの牡蠣には、様々な種類の生物が棲みついています。
フジツボやアカムラセキガイや海草などびっしりです。お届けするころには、手をかけてやって、きれいな牡蠣に変身です。
牡蠣殻は、海の浄化に大変大きな役割を担っており、たくさんの海の底に棲む生物の生息場となり、
棲みつく生物は魚の餌になり、魚の集まる漁礁になります。
よく、牡蠣いかだのそばに、船をつけて魚を釣っている風景をみませんか?ハゲやチヌがうようよいます。
また、砕け落ちた牡蠣の殻が、汚泥物質や有害なものを吸着してくれて、海の底に溜まるヘドロにも良い効果があります。
海底砂に砕けた牡蠣殻が交じり合い、粗くなることで生物や微生物に良い環境となります。
生物や微生物が適度に増えることで、海の中の均衡が保たれているのです。
牡蠣のパワーは、絶大です!